私たちの職場には、緊張感の中にも笑いが絶えません。視聴者に楽しんでもらうために、私たちも日々楽しく笑いながら仕事をしています。ヘラヘラするということではありませんよ。
自分の心が動かされるネタでなければ、視聴者を感動させることは、出来ません。思わず微笑んでしまう小さな感動から、涙が止まらなくなる大きな感動まで、毎日が心揺さぶられる仕事なんです。
私たちは、番組の中でいろんな事件を紹介します。その中でも圧倒的に多いのは、怒りを覚える事件です。不正なことであったり、悲惨なことであったり、間違っていると思えることだったり、これは許せません。メディアには、怒りを伝える使命があると考えるからです。
私たちは、テレビを愛してます。
今まで多くの番組に携わってきました。成功した番組もボツになった企画もどちらもいっぱいの愛情を注ぎました。特に手のかかった番組や企画ほどかわいいものです。
1ネタ探し
クライアント(番組のディレクターやプロデューサー)の発注にかなう最高のネタを色々な媒体から探し出します。情報源は、国内外の新聞、雑誌、書籍やインターネット上の情報です。
日頃からアンテナを広げ収集した、様々な情報や自身の経験も大変役に立ちます。
2取材
集めたネタを詳しく調べるため、関係者へのインタビュー取材を行います。電話やメールで質問したり、実際にお会いしてお話を伺うこともあります。動物の番組であれば、動物園や水族館に何度も足を運び観察するなど、インタビューだけでなく実際に見たり体験することも取材の一環です。
3ネタモミ会議
みんなで集めたネタからプレゼンする内容を会議で整理します。どのネタがクライアントに響くのか?効果的にネタをプレゼンするには?何度も会議を重ね、魅力的な資料を作成していきます。チームみんなの熱意と発想が成功のカギになります。
4プレゼン
そして、いよいよ本番です。
苦労してまとめたネタ資料をクライアントへプレゼンします。
無事に採用されると、ここからがテレビ番組制作のスタートです。
私たちが集め、調べたネタがきっかけとなり番組が作られ、
テレビの前のみなさんに届けられるのです。
私たちの仕事は、テレビ番組制作を裏から支えています。